【前提】
・「幅の広い、多くの人数が、少しずつ問題を出す(1~20問)」仕組みを導入。
・そうやって集めた問題を、 「競技」として納得性ある問題群として調整 。
【今大会の特有の事情と、懸念】
今大会の特有の事情 | 懸念 | 解決策 |
問題を作り慣れていない人による問題も多数集まる | 「裏取りが不十分」「ミスリードを誘う」「聞きにくい」問題になるリスク | 1.「選定」「裏取り」「調整」の3段階制 |
今までの「競技クイズ」の枠から外れたジャンルの問題も集まる、1人1問採用制 | 「どうやって選定するか」ジャッジが他の大会とは異なり、難しい | 2.「1人1問採用制」と「合議制(ポイント制)」の組み合わせ |
「今までとは違う」問題を意識するあまり、難しすぎる問題が集まる、ジャンルが偏る | 難しい問題・限られたジャンルの問題ばかりが集まり、当日盛り上がらないリスク | 3.問題集めの方法の見直し |
<解決策1.「選定」「裏取り」「調整」の3段階制>
Aスタッフを「選定班」「裏取り班」の2つの職務に分けます(兼務してもよい)。
また、最終の出題問題の決定、並び替え、問題文の調整を行う「問題チーフ」を、各チームに1人置き、ジャンルのバランス・文体などの「調整」担当とします。
「選定」「裏取り」「調整」の3段階により、「競技」として納得性ある問題群を完成させます。
<解決策2.「1人1問採用制」と「合議制(ポイント制)」の組み合わせ>
「10問以上提出」かつ「選定または裏取りに協力」頂いた方に限り、1人1問必ず採用します。これにより、ポイント制では点が集まりにくい、「アカデミックなどのとっつきにくいジャンル」「プレーンな表現」についても採用できるようにします。
その他の問題については、スタッフの投票による合議制で決定します。
ただし、合計点が低くても「出題意義」があったり、「難易度」的に出題した方がいい問題については出題の可能性があります。
<解決策3.問題収集方法の見直し、事前リハのフィードバック>
問題選定方法については現在見直し中です。
特に今回は5チーム制導入により、従来の問題リハ(実際にクイズを行うことで、耳で聞いてわかりにくい問題をあぶり出し、再調整する)がやりにくくなっています。この点については「Skypeの使用」などのカバー策を検討中です。