○兼任スタッフをやってみようと思ったきっかけ
2012年にmono-seriesの前身として開催されたStand-Artから昨年のmono-seriesまで全ての大会のスタッフをやってます。
元々作問はそんなに嫌いではなく、「普段クイズに出ない知識」というコンセプトが楽しそうで、そこでの問題を作りたいと思ったのが最初でした。最初は問題づくりのコンセプトをよく理解していないせいで、ゴルフに偏った問題をいっぱい提出してました。しかし、1回の大会に使われるゴルフの問題なんてせいぜい1問か2問だよなぁ、と感じたのは2回目の大会が終わってから。そこからはジャンルにとらわれずいろんな問題を提出してます。相変わらずゴルフ問題は必ず提出しているんですが。
○これまでに担当した業務
最初は得点管理だったと思います。列の横にいて各自の答えと得点をチェックしてました。mono-seriesのやり方がまだ確定していない時代(今でも?)で試行錯誤だったのを覚えてます。
2回目からは司会に。誰かが立ち上がったら、「STOP、2、1、それまで!」というだけの簡単なお仕事です。後は適当なことを喋ってます。
○実際に兼任スタッフをやってみて感じたこと
誰も答えられなくても、面白い問題は注目される。問題選定のときはそんな問題に出会うとワクワクしますね。自分が選定したわけじゃないですけど、自慰行為が違法なワイオミング州、は今でも印象に残ってます。
また、自分の提出した問題がウケると嬉しいですね。地方と東京で問題を分けたときはその反応がわからなかったので残念でした。
○プレーヤーとして感じたこと
やっぱり知識が足りないなぁ…、と毎回思ってます。結局、クイズに強い人はmono-seriesでも強い。でも、たまに見かける、mono-sereisでの見知らぬ強豪の出現には驚かされます。この形式に向いているプレイヤーもいるんだな、と感じてます。
☆画像はイメージです。
○これまで出して印象的だった問題
たくさん出したゴルフ問題の中で、日本独自のルールである「前進4打(プレーイングフォー)」とオヤジクラブの代表格「ゼクシオ」が答えの問題。どちらもゴルフやってればほとんどの人が知っている用語なんだけど、という問題でした。
似たようなものでは、ズノーボードの「逆エッジ(リバースエッジ)」。これも意外と知られてないんだと思いました。
個人的に好きなのは、鉄人社の雑誌「裏モノJAPAN」の問題。大阪の方でいかにも答えそうな人が殿堂入りしていたのを問題集で確認し、嬉しく思いました。
○メッセージ
私は上位を狙って参加しているわけではないので、プレーヤーとしては一つか二つ、自分の琴線に触れる問題で殿堂入りできればいい、という程度の考えで気楽に参加してます。勝ちたくてクイズをやってる人も、クイズの勝ち負けに拘らない人も、クイズをやってるということはそれなりの知識欲がある人達なんだと思います。聞いたこともない驚きの知識に出会えるのはいつも楽しいことです。クイズの問題と答えを聞いて帰るだけでも十分に充実した時間を過ごせる、mono-sereisはそんな大会だと思います。